特攻隊 「お母さん、ありがとうございます。」

極拳さんのyoutubeの特攻映像よかった。
 
コメントに
「筆名:軍艦の私が言うのもなんですが…
特攻成功して米艦の艦橋が爆発すると胸がすきますねー。
 
小銭をめぐって汚らしいことを繰り返す身としては
小綺麗なことを言って爆弾で死にたいです
いい映像をありがとうございました」
 
と、書いてみて、極拳さんの趣旨とあまりに違う気がしたので
コメントはヤメて自分のブログに書く。
 
20歳くらいの飛行機のりが、
今日で死ぬ出撃の朝、
お母さんに感謝の手紙を書くのである。
 
 
ああ、男の子だなあ。
 
オレも、10歳のころには、お母さんを守るために死ねたら
どんなに幸せかと思ったものである。
お母さんのために死ねれば、生きさせてもらった、世話をかけてきた
愛してもらった、全てをつぐなうことが出来る気がしたのである。
 
愛が有料だとは知っていたが、いかに支払うべきか知らなかったのである。
 
物事には利息がつくというか、期間収益の割引現在価値とか(笑)
お母さんが思う人生の収穫(姑問題決着!など)に気がつかない子供の知恵である。
 
お母さんは、男の子の神話として成り立っているのである。
 
その実はただの「あほババ」である。
 
素晴らしいお母さんに感謝して死ねるのも
非常に鉄板な幸せの一形態である。
 
そのように死ぬ時期を逸したなあ。