維新の会 維新八策

週末の産経新聞に維新八策が出ていた
 
統治機構の錬り直し - 地方分権道州制
②財政・行政・政治改革 - 議員削減、全領収書公開
公務員制度改革   - 身分保障制度廃止、選挙活動制限、省庁幹部政治任用
④教育改革       - 教育委員会制度廃止、教諭の定期昇給を一定年数までに
社会保障制度改革  - 社会法相の一元化、賦課方式から積み立て方式に
⑥経済政策・雇用政策・税制   - TPP参加・FTA拡大、脱原発、正規非正規雇用格差是正
⑦外交・防衛   -  日米同盟を基軸とし豪州・韓国との関係強化、チャイナ・ロシアとの互恵強化
憲法改正   -首相公選制導入、参議院廃止
 
 
大阪での選挙に勝った演説の敷衍であるから…まあ、貧乏臭いのは仕方ない
 
私も橋下氏の演説は一度だけ聞いたが 「うまい!」 のである。
夕暮れの町で買い物帰りのオバちゃんの足を止めて
「ハシモトさーん!!」 と応援させる話術になじむ内容としての「八策」なのだろうなあ。
 
 
統治機構の見直しでナゼ道州制なのかは聞いてみたいと思う。
 
一九世紀のアメリカは時限立法で作った中央銀行を三回くらい潰している。
地元の親分連中が一旦連邦に渡した「通貨発行権」を取り戻すという魔法のランプの争奪戦である。
地方自治というのは根本的に財政金融共に政策立案できるというコトである。
通貨発行権をもたない自治など無いのである。
 
それを思えば、東京ドルだの関西ペソだのを新幹線を降りるたびに両替するのはちょっとなあーと思う。
EUユーロの逆を行く政策である。今それをする根拠は何なのか興味がある。
 
…ただ、名古屋フラン!
金色に輝く鯱鉾のマークの1万名古屋フラン金貨は欲しい気もする。 (笑)
 
 
教育委員会は盲腸化しているので廃止しても問題はないだろう。
 
 
外交政策としての韓国・豪州との関係強化が何を意味するのかは新聞では分らなかった。
支援者・コリアンマネーへのリップサービスなのかもしれない。
 
外交というのは世界戦略の別名である。
もう少し構造的に考えるべきではないかとも思う。
 
 
 
首相公選制… よく分からんが
過去、大阪では横山ノック氏を知事に選んでセクハラで追放した前科がある。
東京も青島幸男を知事に選んだ前科がある。
両エリアの首相公選選挙権は1000分の1票に換算するなど制限されるべきだろう。
 
長野の田中康夫、宮崎のそのまんま東、千葉の森田健作…には違和感を感じないのはなぜかな?
 
 
話は戻るが、八策からは、「維新」というほどの改革は感じなかったなあー
次の選挙は、、、自民党かなあー
やだなー