12月雇用統計結果

■ 「NY為替」米12月雇用統計めぐりドル乱高下
22時59分配信 フィスコ


外為市場では米12月雇用統計をめぐりドルは乱高下した。
ドル・円は統計発表直前に105円40銭まで上昇。発表を受けて104円20銭まで反落し
た。ユーロ・ドルは、1.3572ドルから1.3664ドルへ上昇した。

労働省が発表した米国の雇用統計で12月失業率は6.7%と予想外に、11月の7.0%か
ら低下し2008年10月以来で最低となった。労働参加率が62.8%と11月の63%から低下
し過去36年間で最低となったことなどが要因となった可能性がある。

一方、非農業部門雇用者数は前月比+7.4万人と、2011年1月以来で最低水準となっ
た。市場の一部では20万人超の増加が期待されていたことからネガティブサプライズ
となった。11月分は逆に+20.3万人から+24.1万人に上方修正された。

【経済指標】
・米・12月失業率:6.7%(予想:7.0%、11月:7.0%)
・米・12月非農業部門雇用者数:前月比+7.4万人(予想:+19.7万人、11月:+24.1万
人←+20.3万人)



《KK》
株式会社フィスコ.最終更新:22時59分