有村架純 検問

いつも注意している一旦停止検問箇所、減速して安全確認はいOKとアクセルを踏むとピリリリリと警笛の音。
いま止まってませんでしたよねと想定の逆の闇の中から小柄なポリスコートの白い顔が覗き込む。
 
おお、有村さんじゃないですか、なんで警官やってるの?でもちゃんと減速したよ。
でも、止まったようにみえなかったんです。にこ。
いや、減速して安全確認したって。そのクマモンみたいなシルエットのコートかわいいね。
でも、、止まったようにみえなかったんです。わたし。にこ。
 
ははは、あなたがそう言うんなら是非もないよね。と、誘導されて違反切符。
納付書を渡されて、7000円です、17日、、、18日までに郵便局か銀行で払ってください。
はい、払います。
若いねえ、きれいだ。ほっぺたと紅をささない薄い唇の上の肌が淡くすけているね、この暗がりでもわかるほどに。
 
減点は2点です。
…え?…2点?2点も?  指数40枚も負けてるこのオレに!?2点も払えと、、、
県外なので出頭の必要はありません。期日までに納付してください。 と視線を外す架純
 
2点減点…オッサンの純情を踏みにじられた思いである。
検問中にはねられろ!顔で人を惑わしやがって。痛い目に逢え!!
 
でも顔に傷がつかないように気をつけてね。そのうち役人づらになって二度ともどらなくなるから
その日まで綺麗でいてください。