マーケティング 金遣いということ… あるいは相場。

若い頃、ゴミの回収車に乗っていた友達がいる。
何の話をしていた時だったか
「市内のいろいろな所を回るけど、貧しいエリアに入るとすぐわかるね。ゴミの量がドドンと増えるから。」
と笑った。


別の友達、いくつか事業をしているヤツが20年ほど前に言っていたのも面白かった。
「年収600万の職人は一生借家住まいやなあ。450万の事務職は家買いよるけど。」
へえーそうなの?と訊くと
「毎日、焼肉食ったり飲みに行ったりで、ナンボ稼いでも家なんか変えるわけないやろ!(笑)」
とのことであった。

そういえば職人づきあいというのは特別なモノがあるようで、特に建築関係はハデだなと思ったことがある。



部下を連れて飯を食いに行くときは、高級店にも行かないが、必ず旨いところには連れて行くようにしているので、オレが鷹揚に金遣いすると思っているらしく、「もう、暑くないから家で飲むときはビールじゃなくて金麦買ってるよ。」というと、驚かれたりする。 

「だって、夏ほど旨いと思わないんだから発泡酒で十分だろ?」  「 …… 」
別に目を丸くして絶句しなくていいじゃない。(笑)


マクド創業者藤田田曰く
「この部屋で一番程度の悪い奴に合わせて広告を作れ。」
「お客様を啓蒙しようとするな。」
「誰しも不安と二人三脚で生きているから断言してほしいんだ。」


金を遣ってるのではなく遣わされているのである。
自分の中の別人に。



相場も同じ。
自分のマーケティングページを久しぶりに読み返して、リアルでならこの建てはしないよなあーと
些か、自己嫌悪。(笑)

相場じゃなくて別のナニかをしてるぜ、オレ! (笑)