思い煩うな、自分を認めてやれ。 泣く長女のはなし。

2年ほど前か、長女が職場で部下とイロイロあって、詰めバラを切らされて部署を移動になった。


話を聞いていると、その部下はバカだし、バカとわかっていながら長女の仕切りも悪い。

バカにはバカの考えとプライドがあって、仕事を進めるうえで
そういう下らない人間関係ほど大切なものはない。



仕事はバカが進めるもので、職場にいる限り自分も同僚上司も全員バカである。

利口な人、はバカが泣きながら働いているあいだ、気持ちいい風のとおる木陰で昼寝して一生過ごす。 
そういうプログラムをキチンと組んでいる。 (笑)



長女をハジき飛ばして元の部署に責任者として残った 憎い憎い 元・部下が、この春に退職して
しゃあしゃあと、お世話になりました!というメッセージカードを、直接ではなく長女と親しい人を介してもって来させたのが小面憎いと、、、(笑)、まあ、なんちゅか、、泣くわけですよ。 

   あほか   (笑)



おまえ、、あんなコっぱずかしい会社の小便仕事の、、、たかが人間関係にプライドかけるなよ。


元・部下はその程度の会社で大した仕事ができなくて、面白くなくなって辞めただけでしょ。
ヤメてないお前が勝ったんだから、どう見ても勝ったんだから 気持ちよく送り出してやれよ。


仕事、、、仕事はその本分を尽くせばいいんですよ。 たとえツマラナイ仕事でも全力で職責を果たすんだ。 

お前、部署を替わってもちゃんとやってるだろ? だから、くり返すけど、「お前が勝った」 んだよ。


それは 相手も分かってるから、悔しいから、
しゃあしゃとカードを人づてに送ってきて、自分の気持ちを守ったんですよ、、彼女は。

自分の負けだと分かってるんだよ。 自分が大した人間じゃないのを実感したんだよ。
気の毒に、その、 こころの 深いところで。




お前が悔しがるコトじゃないよ。
かわいそうなのは先方ですよ。

現に彼女の仕事は甘いんだろ?
その甘い仕事に行き詰ったんだろ、わずか2年で。 (笑)



その人は、お前と関係ない人なんですよ。 憐れんでやればいいだけだよ。


関係なくなった相手のことなど、 自分がグリップできない、そしてグリップするべきでもないコトに思い煩うな。

お前は お前のしたいことを、出来ることを一生懸命にしなさい。



といった、話をした。


そういうことで、泣いて悔しがるだけの 浅い知恵がついて よかったね、長女。

うれしかったり、かなしかったり するのが人生だ。  痛いのは生きてる証拠だ。



その程度の 自分を認めてやれよ。   それができる女は   上等なんです。   (笑)