いつもの、小料理屋。 目つき物腰、声と人相。 (前編)
よく行く 小料理屋。 大将ひとりでやってる10席のカウンター店。
この季節は
いや、鱧南蛮はまだ旨いか。
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安くてうまい店の客筋は下品。 とにかく声のデカい連中、中堅サラリーマンと元気なリタイアマンの巣である。
昨日は珍しくすいていたので、やれやれとガラス戸を引き開けると、大音響。
女づれの30兄ちゃんが大声ではしゃいでいた。
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一番奥の便所前に坐り、ビールを飲みながら大声の兄ちゃんと常連二人の話を聞くともなく眺める
若い経営者である。 二十歳代半ばで創業して7年目だそうだ。
地元・東京で創業したが同じ給料で人を幸せにするなら人件費の安い関西の方がいいだろうと大阪進出
同じ意味で、ネットの仕事なら英語が公用語のフィリピンの方が同じコストでもっとたくさん幸せに出来るだろうとフィリピン進出。
今日は、同国に行くつもりが、今般の政情不安定でキャンセルになったので、時間をもてあまし
たまたま、通りがかって この店を見つけて、飛び込みでやって来た
彼女は23歳、1年半口説いて、、「この俺」 が1年半も口説いてやっと結婚にこぎつけた
結婚式は気持ち悪くなるくらいかかりそう、料理は2万程度だが、芸能人を呼んだりいろいろスルと
一次会だけで1200万円コース。
出席者80人中60人はお客様だから云々。
1200万円。 結婚式じゃなくてインテックス大阪の展示会である。 そういうコト なんだろうなあ。
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… なぜ見知らぬ人の人生がいきなり
やっと今日の一杯目のビールにありついたオレに降りかかるのか (泣)
さらに
団塊常連が帰ったところで、こちらに話の矛先が… あーあ (笑)
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話しましょうよと、兄ちゃんが、角席のオレの横にやって来た。
50センチ向うに90度で人がいる、身振り手振りでオレの目の前30センチに腕がやって来る
息と唾が定期的に左頬にかかる (笑)
拷問です。
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もうここまでで、そのひとがどんな話が聴きたいか、、、
わかりました、、、
聞かせてあげますから、はやくもとの席に戻ってください。
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やっとイントロだが、、、 ここまで 書いて、疲れた
思い出すだけで疲れる。
ということで、明日の後編につづきます。
たいした話じゃないのに引っ張ってすいません。
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