小西議員、自衛官罵倒問題。 「公共の敵」。


<国民の敵>その言葉で始まった悲劇は数々 世間の反映か

4/18(水) 21:21配信          毎日新聞



 民進党小西洋之参院議員が16日夜、国会近くの路上で防衛省統合幕僚監部の3等空佐から「お前は国民の敵だ」と繰り返し罵倒された問題は、過去の暗い歴史を思い起こさせた。シビリアンコントロール文民統制)の下にある現職自衛官が語った言葉の意味や影響を考えた。【和田浩幸、中川聡子】


◇5・15事件でも「国民の敵」スローガンに

 「日本国民よ! 国民の敵たる既成政党と財閥を殺せ! 祖国日本を守れ」
  1932(昭和7)年に海軍青年将校らが首相官邸を襲撃し、当時の犬養毅首相を暗殺した5・15事件。青年将校らは檄(げき)文にこう記していた。「憲政の神様」と呼ばれた犬養首相は「話せば分かる」と説得したが、将校らは問答無用で殺害。犬養内閣は戦前最後の政党内閣となり、以後、日本は軍部独裁の戦争の道を歩んだ。
  戦前ならば将校に当たる3佐が、国会議員を「国民の敵」と断じた問題をどうみるか。井上寿一学習院大学長(日本政治外交史)は「威嚇する言葉としては戦前ほどのインパクトはないが、許されない言動だ。『国民』を都合良く権威付けて自身の考えを正当化することで、根拠もなく『自分こそが国民で、お前は国民ではない』と言いたかったのではないか」と分析する。


 ◇小西氏は国会で日報問題を追及

  3佐が勤務する統幕は昨年2月、自衛隊イラク派遣に関する資料提出要求を受けたが、3時間程度の調査で「見つけられなかった」との国会答弁案を作成。当時の稲田朋美防衛相も「残っていないことを確認した」と国会で断言した。その後の調査で陸自などに残っていたことが判明し、今月16日に約1万5000ページを公表。文民統制のほころびに批判が起きている。

  小西氏は国会でたびたび稲田氏や小野寺五典防衛相の管理責任を追及。2015年9月に成立した安全保障関連法の審議でも「狂信的な官僚集団」と発言して紛糾するなど、激しい追及ぶりで知られていた。井上さんは「リアルな現場を知る自衛官として、国会論戦は空理空論に思えたのかもしれない。根底には与野党を問わず政治家そのものへの不満があったのではないか」と推測する。


    ■ 後略 ■





「国民の敵」はいかがなものかと
思うなあー



兵馬の権は王権の最たるもので
徴税権など外交・交戦権のしもべである。


近代国家にあっては
そうばかりも言ってられなくなって

国王の家政と国家予算とを分け、
交戦権を含めた王権をパーラメントの中に閉じ込めたわけだ。



国民はそれよりもはるかに後で成立する概念で
徴兵と納税のための用語である。



こういう場合は

「国民」 ではなく

「公共の敵」


というべきではないだろうか?



左翼なんだから一党独裁
公共を殺して、社会インフラは
いかなる意味においても党が配給するわけで…


パブリック:皆の衆の社会的合意

いいかえれば
コモンウエルス:原義は「共通善」ないし「公共の福祉」
を否定し、


党の下に
官僚独裁世界行政体」を創出するというのが

コミュニズムの原風景である。





国民とか国とかの範疇に収まらない
破壊者という意味で

今日は「王権ではなく国家大権:交戦権」を破壊する者として
小さく「国民の敵」というより

近現代世界そのものへの悪意を活動モチベーションとする
世界を滅ぼすもの
「新たな悪魔」として



「公共の敵」と呼ぶべきだと思う。



アンタッチャブル」 だか 「第三の男」 だかにも
そういうフレーズがあったと思う。



そして 「革新」(今の社会を否定し変えていこうとする)政党 

の現職議員として

小西議員も ご自身が 

「公共の敵」

であることは



… さすがに否定できないだろう。


だって 「革新」 だもん。

革命の 「革」に 「新」しい。


ほぼ、皆殺しの意味ですよね。  (笑)