まだやってる 「イラク日報の組織的な隠蔽」 考察。

イラク派兵で日報がどうのとは去年聞いたが、、またやっている。


軍事行動についていちいち内容を国会に提出したり、その適切性について第3者委員会が判断したりしていいわけがない。

軍は勝ってくればいいのである。



騒いでる連中も当然に分かってやってるので  「『企業』 なら最低のF評価」 
と、逃げを打っての批判である。


軍が企業か?

バカ者!軍は役所だ! 
お役所仕事でなくてはならぬ!


民間軍に自己の営利判断での戦闘を許して
近代社会が成立するかっ!!

京都なんか僧兵だらけになるぞ!!


…じゃなくて
情報公開したら敵に兵站や作戦がばれるでしょ





     ともあれ、健軍内閣


    道路から福祉へ  →  福祉から防衛へ。

        の安倍政権である。



各方面での法的なすり合わせを継続中です
という内外への広報だろうなあ。



福祉と軍備は
予算の歯止めが利かなくなるから

各省はけっこうマジでしょうね。

  「アクティブ」 リスト らしいしねー   (笑)




       日報調査「企業なら最低のF評価」 中立性など疑問の声

5/25(金) 6:48配信
 

 イラク日報の組織的な隠蔽(いんぺい)を否定した防衛省の調査報告書について、24日の国会で、当時の稲田朋美防衛相の責任が問われないなど、調査のあり方を批判する声が相次いだ。専門家は調査態勢や公表の方法のまずさも指摘。幕引きとはほど遠い状況だ。

「企業の報告書だったら最低ランクのF評価だ」。企業法務に詳しい久保利英明弁護士は、防衛省の報告書をこう切り捨てる。2014年に立ち上げた「第三者委員会報告書格付け委員会」の委員長を務め、これまでに耳目を集めた16件の企業などの不祥事をめぐる報告書を検証してきた。

  最も問題視するのが中立性だ。「すべての不祥事で外の目を入れろとは言わないが、今回は1年前に見つかっていた日報が出て来ないという組織的隠蔽が疑われた事態。国民の代表たる国会が結果的にだまされた。独立した第三者委員会を作るべき事案だった」と指摘する。「秘密の多い自衛隊の性質もあるかもしれないが、イラク派遣はすでに終わったことだし、守秘義務を課せばすむことだ」

  省内の調査チームは、4月4日の立ち上げ時から批判を浴びた。大臣報告の遅れに関わった統幕総括官がメンバーに入り、野党は「被疑者が入っているようなもの」と批判した。同13日になって補佐役として元東京高検検事長の上田広一氏を招いたが、開いた会合34回のうち、上田氏が出席したのは6回だけだった。

  久保利弁護士は、職員の聞き取り内容やメールの中身など、個別の証拠が示されていないのも「お粗末」と指摘する。いくら「エビデンス(証拠)の収集に力を入れた」(大野敬太郎政務官)と強調しても、「それが示されなければ結論が正しいのか判断できず、意味がない」からだ。

  報告書は国会に提出後、報道陣に配布されたが、1日たってもホームページで公表されない点にも疑問を示す。「真実を究明するための調査なら、公表して『違う』という指摘も待たなければならない。これ以上、信用を得るチャンスを失ってはいけない」(阿部峻介、古城博隆)
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