妹の占いと次女。

子供の頃は

仲の良くなかった妹

徒歩10分ほどのtころで所帯を持って住んでいる



親爺が死んでからは

妹から無用の蔑みを受けることもなくなって

非常に友好裡に話も出来るが


…べつに話すこともないので

2年に一度くらいしか会わない。





去年、妹に任されていた

嫁ぎ先の大ママが亡くなって

生さぬ仲だったママと大ママ親族のあいだで

ナニがナンで なんとやらで、大変そうである。






息子二人を無事世間に送り出すと

次はそういう問題が待ち構えているのである。


まあ、頑張れ。






死んだ爺さんの再来かと思うくらいの

アホ不良だった妹の次男が

学校を離れると

急に 生き生きと社会になじんで   … (笑)



すっかりヒマになった妹は



何年か前から

スピリチュアルと八卦観の先生について

電波の世界を学んでいるようである。




こないだ、相続がらみの話の相談を受けて

久しぶりにしゃべると


なんと、占い師の内職を始めたようだ。





へー、

商売になるんだったら、 たいしたもんだ!

よかったね。

     

       お兄ちゃんは知らんやろうけど

       お母さんとはいろいろあったからね




… まあ、そういうモノがなければ

スピリチュアルには行かないよなp





… 貴君はお母さんの抱き人形だったから

昭和ヒト桁頃のお母さんの恨みの全てを

引き受ける役割だったでしょう。



大変でしたねー




…オレの役割は 「カッコイイ息子!!」  だったなー



      へー、お兄ちゃん

      カッコよかったの?



カッコいいわけないだろ! (笑)  


いや、法事でオバちゃんらに

お母さんが見栄を張れる程度の

… 具体性を求められただけですよ。



田舎の法事の見栄要員だよ。  

オレの幼・少年時代のベクトルは。  (笑)





具体的に書くわけにはいかないが

占いの内容なども聞いて


参考になりそうな本を教える。




一週間ほどすると

       「ありがとー!すごく役に立つううー」 



という電話をもらう




占いはセルフマネージメントの一つだから

マーケティングの本は役に立つよ。


マネージメントとマーケティングは方向違いの

同一技術だから。






次女が 妹に

結婚の報告というか

一年遅れの 新婚旅行報告を 

ニコニコ亭主を連れて

しに行ったのがものすごく嬉しかったようで


  次女を べた褒め …





夕方次女に電話


 「次女!よくやった!!

 さびしい年よりには、そういうふうにアプローチするんだ!」


と、

しみったれ所帯をやっている次女に

会社から帰宅途中、ご褒美オカズを買ってやる。





しこたま阪急の総菜をもたせて

梅田駅への帰り道


妹の占いの話

「ま、そんな感じの相談みたいだよ。」



       「…どうして、5秒でわかる話を  有料占いにもってくんですか!?」



「他に持って行きようがなければ、

 そこにマーケットがあるんだよ!


 内容じゃないんだよ、本人も分かってるんだよ、

 分ってても、そこにしか行けないんだよ!!


 分かるだろ!」




      「… おーー。  なるほど。」



次女は

希望にに満ちた顔で

エスカレーターのオレを振り返って笑った。



    「相手のイメージを満たすんですね!!」



 うん、、、


 うまくやってくれ。




お前自身以外の

全員


  母親と姉妹 

 …以外の全員から





 いくらでも、 搾れるから。  (笑)