「ごくろうさま」考。昭和は遠くなりにけり、、だけでもないけど。。。




「ごくろうさま」   という言葉を使わなくなった。


   いい言葉だがー    「遣いにくい」




現場にいるときは、配達の人が来たら
「ああ、すいません!ご苦労様です!!」

上司が戻ってきたら
「お疲れさまです!!」


元気に声をかけていた。



  …まだ、かろうじて 二十歳代、  昭和が終わる頃のことである。




ネットで調べてみると

  <前略>

 正しい日本語の意味としては、「お疲れ様です」「ご苦労様です」いずれも目上の者が目下の者に対して使う言葉。

 つまり、本来「お疲れ様です」「ご苦労様です」は、目下の者が目上の者に使うべきではない言葉であったということだ。
「お疲れ様です」「ご苦労様です」はねぎらいの言葉
 これは、旧来の伝統的な日本の価値観において、目下の人間が目上のものにねぎらいの言葉をかけること自体がそもそも失礼であるという考え方があったためである。

 テレビ番組『ヨルタモリ』(フジテレビ系)内で、タモリが「お疲れ様です」は目上の者に使ってはいけないと指摘し、波紋を呼んでいた。
 

   <中略>


 ビジネスマナーの一つの基準となりうる「秘書検定」では、どういう使い分けをしているのだろうか?

秘書検定では目下→目上「お疲れ様です」、目上→目下「ご苦労様です」
 秘書検定では、目下から目上に対しては「お疲れ様です」、目上から目下に対しては「ご苦労様です」を使うのが正しいと明記されている。


   <後略>



だそうである。



  オレは、いまは全部

 「ありがとうございます!!」で済ませている。


  上下関係など意識する必要がないからである。





正しい日本語談義
立ち飲み屋などでよく聞くが

たいてい本人が思い込んでいるだけである。


言葉は時代によって変わる。
自分が使わない言葉を決めておけば十分だろう。




但し、ムスメが若い頃には
変な言葉遣いに対しては

「その言葉は使わないで!嫌いだから!!」
とはよく言った。



どうして?と訊かれれば

「お父さんの若い頃には汚い言葉だったから。」
「音韻がイヤだから。」

「お前がそれを使うなら、そういう安い人間として扱わざるを得ないけど、、いい?」


で、話は終わった。





やまい膏肓(こうこう)に入る」
は昭和大正生まれの、一定の年代は
「膏盲(こうもう)にいる」である。


消耗品を
「しょうこうひん」

正しく読む人間はまずいない。





「全然オッケー」というと

「全然」の後ろは「ない」とか「ありません」とか「否定」だ!
と、怒る年寄りはまだ残っているが、、、、


漢文読み下しに
そういうルールはない。



万国航海法だったっけの
漢文和訳…(笑) に

「全然」は
まったくもって
「まったく」
の意味だけで

肯定で
でてくる。



けだし、「全然」を
「ない」系で結ぶのは、


明治大正の口語の
流行り言葉である。





なんだか終わらなくなってきた…





30年の昔、
ナンの話からか女房に

「オレは『絵』は判るから!」と啖呵を切ると
「『判る』んじゃなくて、好き嫌いがあるんやろ!(笑)」と返されて


「同じことやんか!!」

で、話は終わった。




この話つづいてるんだけど…


なんだか「メタ」な認識論というか構築論というか
酔っ払って書ける話ではなくなってきたのでー




…すいません、いまいち無内容で

しかも、しりきれトンボで。  (笑)