クーリエジャポン 「ロシア最大手自動車・元会長、カルロス・ゴーン」


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ただのコストカッターではなく

国際資本の代理人である
という記事だと思う。



クーリエは 講談社のwebマガジン。
フランスの国際ニュース週刊誌のフランチャイズらしい。




BUSINESS
 3min2018.11.20


   ロシア自動車最大手の元会長が日本で逮捕された!
   日産だけじゃない… ロシアに走った「ゴーン・ショック」



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2008年、カルロス・ゴーンに手を差し出すロシアの国営企業ロステックのCEOセルゲイ・チェメゾフ(KGB出身でプーチン大統領の側近といわれる)。ロシアの自動車業界にとってゴーンは救世主でしかない Photo: Dima Korotayev / Epsilon / Getty Images





   「アフトワズの元会長が日本で逮捕」


カルロス・ゴーン逮捕の一件を、ロシアメディアはこんな見出しを掲げて報じている。

ゴーンはルノー日産自動車三菱自動車の会長を兼務しているが、2013~2016年には、ロシア最大の自動車メーカー「アフトワズ」の会長も兼務していたのだ。アフトワズは現在、75%の株式を保有するルノー・日産・三菱アライアンスの傘下にある。


2000年代中頃、ルノー・日産アライアンスは、低価格小型車の開発を強化して市場を征服する戦略を推し進めた。その戦略の筆頭が、1999年にルノーが買収した東欧ルーマニアの自動車工場で生産する激安車「ダチア・ロガン」だ。この戦略をロシアに持ち込んだのが、当時ルノーで辣腕を振るっていたゴーンだった。



ルノーは2007年、販売不振で経営危機に陥っていたアフトワズとのアライアンスに合意。ゴーン率いるルノーは、ロシア政府とともに巨額を拠出して同社の経営再建にあたった。その結果、アフトワズは2017年に営業増益となり、2018年には黒字転換を果たす。ルノー・日産アライアンスはアフトワズ株の75%を保有して経営権を取得した。



したがってルノー・日産・三菱アライアンスの今後は、アフトワズの未来にも大きくかかわってくる。株価はもちろん、投資にも少なからず影響が出るだろう。
ゴーンが日本で逮捕されたことは、アフトワズのアライアンスにも影を落とすだろうか? 

 専門家は、そう結論づけるのは時期尚早だと話す。2016年にアフトワズ会長の座を後任に譲ってからは、ゴーンがアフトワズの経営に介入する機会は激減している。ましてや、国際的なアライアンス戦略に口を出すことなど不可能だからだ。

そもそも現在、アフトワズの経営は絶好調なのだ。ルノー・日産の生産拠点で製造されているアフトワズ車はいま、ロシア国内で非常によく売れている。2017年には、国内市場における新車販売台数の2割のシェアを占めた。



人気は新型車だけにとどまらない。アフトワズソ連時代に生産していた旧車も、ヴィンテージカーとして人気が再燃しているのだ。昨今は若者の右傾化に伴い、国産車回帰の現象も起きており、かつてボロい、ダサいと揶揄された「ジグリ」などソ連製自動車が脚光を浴びている。




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ソ連時代の大衆車「ジグリ」はいま、熱狂的なファンを集めている Photo: Sokolniki Exhibition and Convention Centre




ゴーン逮捕を受けて、ロシアの盟友で、現在アフトワズ筆頭株主である国営企業ロステックのCEO、セルゲイ・チェメゾフはこうコメントした。

 「あれほどの巨大企業を指揮していたわけですからね……さぞかしいろいろな問題があったことでしょう。それでもどの会社も潰れず、生き残っている。あのアフトワズだって建て直してしまったくらいですから」






                  狡兎死して走狗烹らる




落合信彦氏の本んで読んだ
そんな感じの

身も蓋もない 組織だったなー