F35、F15下取りで値引き。 米経済大丈夫?




高い使えないと評判の悪い新型機・F35 。

旧型の下取りで値引きしてくれるそうだ。



引き取った旧型機は、日本の家電のように

途上国に売るんだろうなあー



そこまで売れてないの? ダウコンポーネントボーイング社は大丈夫か?
と調べると、F35 はロッキードで、ボーイングは関係ないらしい。



世界に売れる F35 記事を読むと
チャイナの南シナ海進出が

戦闘機セールスのためのプロモーションに見える。



原油クラッシュで、
アラビアに売れないんだろうなー




  以下


 値引き記事と

 世界セールス記事の抄録


            ■ 旧型F-15を米に売却検討 最新鋭F-35導入の原資に

                                                 2018年12月24日 月曜 午後0:33 


政府が、航空自衛隊F-15戦闘機の一部について、アメリカに売却する検討を始めたことがわかった

防衛省は、航空自衛隊F-15戦闘機について、電子戦などに対応するための改修を進めてきた。

一方で、政府が改修できない旧型のF-15戦闘機をアメリカに売却したうえで、最新鋭のF-35ステルス戦闘機の追加導入に向けた、原資に充てる検討を始めたことがわかった。

実現すれば、日本の中古戦闘機の売却として初めての事例になる。

政府は、旧型機の売却を実現し、増え続ける防衛予算への批判の声を緩和したい考え。




        
      ■  空母向け含むF35を105機購入へ その裏側に苦渋の決断


 日本政府は18日、アメリカからF-35戦闘機を105機追加で調達することを閣議決定した。既に導入を決めている42機と合わせて147機となり、米国に次ぐ世界第2位のF-35運用国となる。追加発注分に垂直離着陸型のF-35Bが42機含まれているのも注目だ。これは、空母に改修する計画が同日閣議決定された護衛艦「いずも」で、艦載機として運用することなどを想定したものだ。F-35の大量購入を通じて見えてきたこうした日本の新たな防衛戦略に、海外メディアも注目している。


◆「空母」保有を裏付けるF-35Bの調達

  日本が導入するF-35の内訳は、通常型のF-35Aが既に調達済みの10機を含め105機、垂直離着陸型のF-35Bが42機。合計147機は、空母「クイーン・エリザベス」に搭載するB型を含む138機を導入するイギリスを上回り、米国外では最大のF-35運用国となる。ほかにオーストラリア、韓国など11ヶ国がF-35の導入を計画しており、日本分が優先されない限り追加発注分が自衛隊に届くまでには、3、4年かかると見られる(ハワイ太平洋大学、カール・シュスター教授=CNN)。
 

 F-35Bは単発のジェットエンジンを下方に向けることにより、小型空母や小規模の空港の短い滑走路からでも短距離・垂直に離着陸できるF-35のバリエーション機で、通常型のF-35よりも2割ほど高価だとされる。米国以外では、イギリス、イタリアが従来の垂直離着陸艦載機、AV-8ハリアーIIの後継機として、空母艦載機に採用する計画だ。

 日本は戦後空母を保有してこなかったが、先の閣議決定で、現在2隻保有するヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」型を飛行甲板の改修などにより事実上の空母(政府呼称は「多用途運用護衛艦」)として運用する計画が了承された。次期防衛大綱骨子案では「必要ならば」改修を行うと但し書きがあるものの、同じタイミングでF-35Bの調達を決めたことからも、既に日本の空母保有計画は動き出していると見ていいだろう。


◆F-35Aの制空戦闘機としての性能には疑問符
  通常型のF-35Aは、旧式化が著しいF-4EJ/RF-4ファントムIIと、現在の主力戦闘機F-15J/DJイーグルと置き換えられる。F-4はベトナム戦争で活躍したもはや骨董品に近い機種だ。F-15も1970年代の基本設計から改修に改修を重ね、もはや近代化の限界に達している。航空自衛隊は201機のF-15保有しているが、約半数がこれ以上の改修は不能とされ、後継機の導入が急がれていた。


       F35 が遠からず陳腐化する解説は     (中略)



◆トランプ氏の圧力も背景に

 F-35の大量購入の裏には、安倍政権の政治的な思惑も見え隠れする。トランプ大統領は、アジア太平洋地域からの米軍の順次撤退を示唆し、日本をはじめとする同盟国に自衛力の強化とそのための米国製兵器の購入の圧力を強めている。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)は、中国の脅威とともに、対日貿易赤字解消の切り札にしたいトランプ大統領の「圧力」を、日本のF-35大量購入の動機に挙げている。


 ペンタゴン(米国防総省)は、F-35を「世界で最も先進的かつ、お値打ち価格で攻撃力・防御力に優れた戦闘機」だと喧伝している。各国外遊時に米国製兵器の売り込みに余念がないトランプ大統領も、F-35は特にお気に入りだ。日本などへのF-35売却を自らの成功体験に数えており、購入を決めた各国首脳を称賛することも忘れない。日本とすれば、アメリカの防衛力を繋ぎ止めるためにも、トランプ政権の機嫌を取っておきたいという思惑もあるだろう。


 海洋進出の足がかりとして日本の南西諸島海域を支配下に起きたい中国は、特にF-35Bの導入と連動した日本の空母保有計画には、敏感に反応している。ただ、「いずも」型改修空母の艦載機としてのF-35Bの力を過大評価してはならないという米識者の意見もある。中国空母の24機程度に対し、「いずも」は6〜8機のF-35Bしか搭載できないと見られるのに加え、同機に対地戦闘能力を与えると、憲法上の制約がある「攻撃型空母」になってしまため、用途が限られるからだ。実際、日本の防衛関係者も、むしろ離島の小規模空港などでの運用に重点を置いているようだ。

 日本のF-35大量購入は、中国の脅威、アメリカの思惑、憲法上の制約に挟まれた「苦渋の決断」という見方もできるかもしれない。





 先進国国防費はGDPの 2%水準で

 なぜ日本だけその半分なのか? という批判があるそうだ。


 道路の次は、防衛だろうなー

 そういえば、国土強靭化  …ってーのもあったなー