MMT さくらさんと



MMT についての記事




さくらさん とのコメントを残しておく。





例によって
さくらさんのいい質問で
考えが整理され、言葉になったのである。


何年も前から、さくらさんからは
こういう教育?をされた気がする。

さくらさん、ありがとうございます。




呼ばれたので来ました。

レッドヘリンなんですね。
MMTは銀行券が中央銀行の負債に計上されているコトを言っているだけだと思ってました。
また、お笑い番組だというのも知りませんでした。
 先行してる米国では、富の集中への新たなアプローチであり、
 高橋センセイや竹中センセイもいずれ認めて自分たちへ利益誘導するものと思ってました
均衡財政と消費増税のため、というのはどういう話でしょうか?

 上のコメントと重複しますが
緊縮はそろそろネタとして苦しいので、という動きだと感じています。
 最後に、MMTをテコに税制を昭和に戻す動きがでればいいな、と思っています。


2019/6/7(金) 午後 3:16[ さくら ]
.



 
 
さくらさん、おはようございます。

 均衡財政は財務省の根本原理です。それを金科玉条に出せる予算も出しません。出し惜しみしないと組織価値がなくなるのです。なぜというに、どこに出していいのか分かってないからだと思います。

 増税財務省の根本的な行動原理です。増税のために金科玉条「均衡財政」を使います。

 Y=C+S+税、そして
Y=C+I+政府支出
 S+税=I+政府支出

べつにMMTなど新しい名前をつけなくても
新古典派経済学の古い理論で説明できます。

ナゼしないのかというと、議論の余地なく現状の本邦の政府赤字は平気と出てしまうからでしょう。


また、基軸通貨国にして資本輸入国である米国と、その米国への資本輸出国本邦の財政を同時に説明しようとしている時点で、読まなくてもMMTは「タメ」にする議論だと分かります。

 意味のない議論を「何のタメ」に?…そりゃ、まあ、レッド・ヘリンでしょうねー(笑)
というコトです。

2019/6/8(土) 午前 9:08[ 軍艦 ]


 
MMTは銀行券が中央銀行の負債に計上されているコトを言っているだけだと思ってました。

 会計的に処理するとそうなりますが、数学で数字を0乗すると1になるようなものです。
 一般的な企業や家庭みたいに中央銀行が「負債」を無くしていいわけではありません。

2019/6/8(土) 午前 9:17[ 軍艦 ]



王様、こんにちは。

そういえば、大蔵省の根本原理は平和主義だと聞きました。
 戦前の天皇政府が行った無謀な侵略戦争は、膨大な戦時国債の発行により可能であったという反省にもとづき、憲法の前文および九条の平和主義に照応し、財政法として定められた。という話のようです。

しかし、財務省になった際、新たに財政健全化を書き加えているので、
 平和主義が根拠という事の是非はさておき、もはや目的化しているようですね。

2019/6/8(土) 午後 0:08[ さくら ]
 

 
MMTって理論というより実務を説明してるだけだと思うんですよ。

それ自体に左右も上下も何の色も無い単なる説明。
 早めに、日本は日本に合わせた形に正しく定義しとかないと混乱する気がします。
もうすでに、「MMTは内生説のリフレ」だとか「MMTで国の借金返済」とかカオスです。

2019/6/8(土) 午後 0:08[ さくら ]



これは予言ですが(笑)近いうちに自民党MMTを悪用する形で支持し始めますよ。

 目的は安倍失政の正当化のため。
それを利用して竹中センセや政策工房が我田引水まではセットでしょうね。

2019/6/8(土) 午後 0:24[ さくら ]
 



元々の通貨政策というのは国内産業を振興するための決済流動性の供給です。

 英蘭戦争を戦い抜き宿敵オランダから国王を迎えカトリック勢力を一掃したイングランドは、1694年でしたっけ?イングランド銀行の孵化に成功し1707年にアン女王の元にスコットランドを併合しビクトリア女王までの百数十年の繁栄を手に入れます。

ビクトリアの数十年前、小ピットの24歳での首相就任演説は「本邦は破産している…」です。その後、破産状態の英国を率いてピットはナポレオンと戦います。破産しててもナポレオンを倒せるんです。(笑)

金融は嘘です!

タダの決済尻の合意に過ぎません。マクロ的には。

2019/6/9(日) 午前 1:06[ 軍艦 ]
 



なんども書いてますが

オイコノミクス
インダストリ
キャピタリズム
バンキズム
ファイナンス

モチーフも発生も違うものを「経済学」の名のもとに同列に扱っても意味はありません。
ビジネス街の定食戦争と郊外のマダムランチそしてホリデー懐石を同列に評するようなものです。

ナンのためにする議論か?明示的でなければ論評のしようもありません。

2019/6/9(日) 午前 1:12[ 軍艦 ]
 


>リフレ

意味不明です。

セイの法則など19世紀で終わりです。

 普墺戦争普仏戦争や短いでしょ?普通に儲かるときはバカバカしくていつまでも戦争してられないんですよ。
 儲からないから安く動員できる国民で戦争を起こすわけで、もうそれすら2回の大戦とベトナム戦争でできなくなってますから、国自体が全体的に豊かになるのは無理です。

インダストリの北極で「リフレ」ってなんなの?と思います。
もう人を幸せにする物資も人を殺し合いさせる物資もいきわたり切ったのです。

ウオラステインを思い出すなら、辺境の喪失、そして世界システムの熱量死です。

2019/6/9(日) 午前 1:25[ 軍艦 ]


 
 
資本の最果て、アラブとアフリカで細々とテロをやってるじゃないですか。
小火器で。。。

 世界は老いたのですよ。ドレイク船長的な世界基準では。

2019/6/9(日) 午前 1:28[ 軍艦 ]



 
 
王様
 
教えていただきたいのですが、経済学とは宗教の一種なのでしょうか?

2019/6/15(土) 午前 1:55[ さくら ]

 

 
さくらさん、こんにちは。

エコノミー自体、元々は産業政策のレシピです。
ファイナンス濫觴は戦争金融です。

 少なくとも、30年戦争はファイナンスがなければつづけられなかったと思います。
それにつづくイングランド内戦。

 1649年チャールズ1世処刑。
 1657年クロムウェルエドワード1世以来のユダヤ人追放解除。
 1688年名誉革命、ジェームズ2世を追い出してオランダから王様輸入。
 1694年イングランド銀行設立、政府財政安定。
 1707年にはやすやすとスコットランドを統合しています。


 以後、英国ではフランス革命のような血で血を洗う内戦は起こっていません。

もともと経済に関する様々な思弁は国民国家の創出とその安定を目指すものです。
 奈良時代の国家鎮護仏教と変わりません。

 仰るとおりある意味で経済学は宗教の代替物です。
だから宗教論争的なイニシアティブ合戦はあるのでしょう。

 信仰と宗門が別物であるように、経済と経済学も同じものではないと思っております。


2019/6/15(土) 午後 1:39[ 軍艦 ]

 
 

>信仰と宗門が別物であるように、経済と経済学も同じものではない

納得です。王様、ありがとうございます。
 消費増税関連でお忙しいところすみませんでした。


2019/6/15(土) 午後 11:41[ さくら ]





例によって
言葉を尽くせたわけではないが
いささかの考えはまとまった

さくらさん
あらたためて、ありがとうございます。




本邦の貨幣論
飯田康之氏の 「日本史に学ぶ マネーの論理」 を
今日から読み始めた。


金融ではなく 貨幣の話のようである。


オレの金融モチーフは
デッドじゃなくてマネー


つまり  クラ である 貨幣  である。



それを    共同体価値 

 …と言ってもいいと  思う。