日経「鬼嫁」

「あんなに愛らしかった妻が…、鬼嫁変貌のワケ」
5/14(月)日経夕刊の読みのもである。
 
要約すると
 
あんなに愛らしかった妻がなぜ鬼嫁に変貌するのか?
現代日本では妻を怖がる男性がおおい。「ゼクシィ」調査では男女約200人で、男性の9割が「恐妻家」と返答、これに対して、「恐妻」を自認する女性はわずか3割。男性が一方的に怖がっている構図である。
 
では、なぜ怖がるのか。知らぬ間に3つの力学が夫婦を動かしている。
 
・法則1、夫は「釣った魚」から離れていく。 たとえば、互いに仕事が忙しくて一緒に過ごす時間が少くても、それをほどよい距離感と見る男と、「夫は自分の都合だけで動いている。」と思う女との見解の差。
 
・法則2 、妻にむくむく、ツノが生えてくる。身勝手な夫の言動をこらえ、家庭を切り盛りする妻に夫が不用意なセリフをはくと、妻もついに堪忍袋の緒が切れて変身のときを迎える。自称イクメンはただのいいとこ取り、育児の楽しいところだけ参加する夫が、一人前のセリフを吐くと腹が立つ。
 
・法則3 、夫が白旗をあげる 多くの夫は妻と争う大それた気持ちなどない。仁王立ちする妻に、その理由はともかく早々に白旗をあげる。男は「妻が怒り始めたらとにかく謝り、怒りが収まるまで待つ」が、もちろん妻にはバレており、「悪いと思ってではなく、怒られたくないから謝るのはずるい。きちんと向き合ってくれないから余計腹が立つ」と火に油。
 
鬼嫁は3つの力学が重なることで生まれ、世に恐妻家が増殖する。
結局、夫婦は合わせ鏡のようなもの。夫が妻に思いやりや気遣いをみせなくなるから妻もそうなる。
鬼嫁=夫起源説に従えば、雪解けは夫が変わり、妻を気遣うところから始まることになる。
 
以上
 
 
最後に「鬼嫁=夫起源説に従えば」とあって、さすが日経!株屋の新聞。
毎週、日曜版に「株は上がりそうだけど下がるかも?」と週間見通しを書くだけのことはある。
 
もちろん鬼嫁は女の地金が出ただけのはなしであって、夫のせいではない。
異論もあろうが、では、嫁以外の誰かがあなたのまわりで「鬼化」しますか?という話である。
鬼化するのは嫁だけである。ならば、もともと「鬼」だったのが出てきたと普通に考えていいのではないか?

はなさか爺さん。ここほれワンワンで掘ったら大判小判が出てきたわけだが
…犬が大判小判を作ったわけではない。
 
相場の色々なニュースを読む時、上の 「鬼嫁=夫起源説」 のごときものを感じることが多い。
 
近頃よく負けるのは、相場に対する理解と、自分がとるべきポジション判断がよろしくないからである。
そのことを覚えておくつもりで、この記事を残しておく。