読書

さっかくさんのページから借りた話題です。  さっかくさん、ありがとうございます。

http://blogs.yahoo.co.jp/sakkaku2013/53718460.html#53719208



■読書について、さっかくさんが遠からず海外で活躍したいと以前書いてらっしゃったので思い出したことなど。

外国で働いてると日本とはどんな国で日本人とはどんな人か聞かれるそうだ。
日本史と日本文化について説明出来ないと議論にならないそうで
つまり「貴君の価値観は何を根拠にしてるんだ?俺たちゃ聖書だけどー」という感じだそうだ。 (笑)

以前、新潮だったか雑誌で読んだが、在欧中、数学者の藤原正彦氏が同業の外国人からストロークをかけられたそうで、

曰く
「なぜ日本では、古来武将など社会の上流は囲碁を好み、庶民は将棋が好きなのか」
曰く
「欧州では農民は貧しく最下層民だ。なせ日本では士農工商の第二身分と地位が高いのか」

数学者同士だから数学の話をしてりゃいいようなもんだが
自国の歴史・文化についてちゃんと説明できるか?つまり話すに足りる人物か値踏みされたと思うとのことであった。
数学は美学の一種だそうだから、「美」のモチーフを尋ねる話題のひとつだったのだろう。


市民社会を経て近代化した欧米では教養の意味が非常にはっきりしているようである。

つまり、ローメーカーたりえるか?
教養があるかどうかは、支配者側の人間たりえるかどうかで測られるようだ。
最終的に美意識がなければただの弱肉強食で文明でもなんでもないでしょ、ってことなんだろう。


教養とは振る舞いのことだが、「一介の武辺」といういい方もあって、
なんだか話がちらかってしまったが、いま腰の刀を抜くべきかどうかがわからなければならないのである。


相場で負けてる時にこういうコトを書くと、あまりに わが身につまされて、、、涙もでない。 (笑)