コンが石格さ…じゃなくて婚外子格差

指数の負け清算を…と思ったが、今日は早く終わったので、どこかへ飲みに行こう。
1時間も負け清算と、その考察に使うのは、もっと疲れて頭の働かない時にしよう。

さーて、ドコ行こうかなー
そのまえに今日買った新潮の藤原正彦コラムから少し。  抄録である


■ 「平等」は小うるさい

最高裁は先月、婚内外子の相続に差をつけている現行法は違憲の判断をした。

・その根拠は
「諸外国にはすでに格差がない」
「国連から文句を言われている」
婚外子の取り分を半分とする合理性がない」

・たしかに欧米諸外国では格差がなくなってきた
・しかし、出生数にしめる婚外子の比率は、英仏で半分。米独で1/3である
・45人にひとりの本邦とは全く違う家族観をもつ国に合わせることはない。

・現行法の半分相続は大宝律令のころからの伝統で
・チャイナの唐、宋、明、清の平等相続をマネせず固有の家族観を守ってきた。

・(イギリスの例を引いて)平等とか合理性より大切なモノがある。
・「平等」はこうるさい

女系天皇外国人参政権議員定数格差もおなじ穴のムジナである。
・定義も不能な「平等」の名のもとに良識・慣習・伝統をないがしろにすれば国柄はズタズタだ。

・国の生命は憲法ではなく国柄である。



さすが新潮・藤原正彦
少し前に亡くなった 山本夏彦のページを相続しただけあって、書いている内容は同じである。
山本夏彦のカラーは 「マスコミが嘘ばっかり報じる戦前を知ってること」であった。

藤原正彦は「新田次郎と藤原テイの息子で数学者」である。
加えて「自分は自信家で単細胞のブ男で、そのくせ女房は美人で利口」という武器も持っている。

うまく自分のポジションをとり、客の期待を理解して、かつ
気の利かない程度のサービスに邁進しながら、先代・山本夏彦と同じモノを書いている。

みごと、である。


と、ここまで書いてまだ8時だ。 ドコ行こうかなー   新潮のつづきは明日読もう   (笑)