3/18(水) 19500まぢか。

225現物  
イメージ 1


■ サマリー
東証大引け、続伸 1万9500円台回復 2月の訪日客数過去最多を好感
 18日の東京株式市場で日経平均株価は続伸した。終値は前日比107円48銭(0.55%)高い1万9544円48銭で、2000年4月14日以来ほぼ15年ぶりの高値となった。14時に日本政府観光局(JNTO)が公表した2月の訪日外客数(推計値)は中華圏の春節の影響もあり、前年同月を57.6%上回る138万7000人と単月としては過去最高を更新した。小売株などインバウンド関連銘柄の上昇につながり上げ幅を拡大した。

 前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が反落した。日本株にもひとまず利益確定売りが先行し、日経平均は安く始まった。下値では押し目買いが入ったものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を日本時間19日未明に控え、模様眺めムードが広がって後場中ごろまでは一進一退の展開だった。14時の発表後の一段高について市場では「日経平均は海外の材料より国内要因に反応しやすくなっている」(大和住銀投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長)との声があった。

 JPX日経インデックス400も続伸した。前日比82.33ポイント(0.58%)高の1万4385.44と、14年1月に算出を始めて以来の高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)も続伸。前日比11.96ポイント(0.76%)高の1582.46と2007年11月2日以来、約7年4カ月ぶりの高値を付けた。
 東証1部の売買代金は概算で2兆5369億円、売買高は20億4469万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の55%にあたる1030、値下がりは683、変わらずは155だった。業種別TOPIXは全33業種中27業種が上げた。「その他製品」や「電気機器」、「サービス業」の上昇が目立つ。

 資本・業務提携で基本合意した任天堂とディーエヌエがともに制限値幅の上限(ストップ高水準)で取引を終えた。トヨタソニーや三菱UFJが上昇。OLC、ファナックや川重が上げた。ソフトバンクや三井物、日立が下げた。KDDIファストリや洋ゴムが下落した。
 東証2部株価指数は6日続伸した。ラオックスやエリアクエス、アバンライフが上げた。リード、昭和HDやソディックが下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


■