マーケティング  支配  教育勅語

昼間っから畏友・山ちゃんと酒。 六甲道の居酒屋で静かに飲む。

3時、一階のカウンターはいっぱいだが二階はノーゲスト。
ビールではじめて燗酒を頼む4時半ごろには満席になる。客はジジイばかり。(笑) 若い人は飲まないんだよね。


人生は支配の連鎖という話になって、へーそうなの? と興味深く傾聴する。
「人は支配されるの大好きなんだぜー」
「息子が中学のころ悩んでたからそれを教えてやったら、裏番長になってたよ。」
「そのころから、中学生のくせに女の切れ目がなくってよー、、心配。」

(笑) 山ちゃん、お前 いいオヤジしすぎだ!  (笑)


山ちゃんの息子は去年就職。
関東の食品卸で二軍に配備されながら半年で規小模顧客のジジイどものアイドルになったそうだ。
来阪の時に息子の顔は見たけど、、35歳まで順風満帆な顔をしていたなー
ジジイ殺しというより女殺しの顔である。 静かな目に強烈な色気を含んでいる。 親に似ないオバケだ。(笑)

この子の下からこいつ以上の部下は育つまいと思ったが、言わなかった。
30代半ばまではカリスマ(神の恩寵)がつづくだろう。
20歳ですでにそういう顔にになってるヤツはいるものであるよなあ。



支配の意味がよくわからないなと思いつつ盃を重ねていたが
「ああ、支配したいと思ったことってないんだ。おれは統治してるんだよ。」 で話はかたづいた。

「統治するなら善政をしかなくっちゃダメだぜ!(笑)」 
「いや、我が臣民よく忠によく孝に、億兆心を一にして世世その美をなせるは、これ我が国体の精華にして教育の淵源また実にここに存す。だよ、、」

教育勅語で応えて、ふたりで笑った。


「美はすべてを統治する」 のである。 顧客単価も稼働率もすべて変わるよ。 これで食って行こう。 (笑)