いつもの小料理屋、ベートーヴェン「運命」の歌詞。



いつもの小料理屋は客が途切れると、スマホで欧州のサイトにアクセスして ショパンの曲をかける。
小曲を聴いてると、酔いがさめて、胃腸の調子が良くなる気がするなー と、オカしい。(笑)


今日はなぜか、常になく ベートーヴェンだった。

「運命」

ジャジャジャジャーン!
ジャジャジャジャーン!


「これ、『怒るでー』 『怒るでー』ときこえませんか?」
「ははは、吉本やんか。」

「どうもそう聞こえましてね。」 (笑)



「元ネタはゲーテだったっけの、運命が扉をたたくだろ?」
「へー、そうなんですか。」

「いや、知らんけど、そう憶えてるから 『怒るでー』 じゃなくて 『来てるデー』 と聞こえるんだよね。」
「へー」


そこで、BGMは再度 くだんのパートに

『来てるでー 来てるでー 運命がァ ー来ーてェーるゥーーー』
『来んでえー』 『来んでえー』  『来んでええーからー♪』


ふたりで 顔をみあわせて 笑った。


次の 「クルミ割り人形」も
『もう嫌や もう嫌や クルミを割るんは もう嫌やー』 と、ドンピシャはまって 笑った。




結局、雪にはならなかった、土曜日の夜、最後の客となって、終電で帰った。


オモしろかったなー

鰤のおぼろ蒸し 旨かったなー   ゲソのみそ焼き うまかったなー   



終電を降りて、もう一杯 BEERを、、と おもったが  いつもの BARは もう閉まっていた。