離婚できる? ヒアシンス 岡本 眸。




さくらさんから、離婚したかと思ったとコメントを頂きましたがー

女房というのは、今の日常を、収益常態の 「今」 を簡単に 自ら手離したりは してくれません。




四半世紀の昔、まだ漢詩に興味があった頃に買った漢文参考書

旺文社の 「漢文公式50」が先ごろ発掘されたので、去年の秋からパラパラ読んでいる。
いま2巡目の 40講あたりである。


見開き2頁で再読文字 「将」 の要点のみ例文3個 例題2個… といった体裁、150ページの薄い本である
電車の乗り換えまでの15分ほどで 4ページとか、そういうふうに ゆるやかに読んでいる。



漢文ってシナ人が書いたと思えない程いい文句があるのである。
ギリシア・ローマ古典に ギリシア人やラテン人が書いたとは思えない名句があるのと同じである。


               人有喜與不如己者爲友之心

           人 己に如かざる者と 友と為るを喜ぶの心有り



自分にふさわしくない程度のおんなと結婚してしまうこともある。

相応しくなかったわけじゃないかもしれないが、30年40年の時間は、
夫婦をお互い遠いところにはこんでしまうなあと 思うこともある。



日通とかんぽ夫婦の娘に生まれて、5歳で弟を得た  関西の大学で一人暮らしを経て結婚。

人格養成時期は一人っ子 のん気なムスメ時代で 勉強はできないくせに、知能指数は150近いから
誰かが自分を絞り上げに来るという 恐怖は知らないだろう。



共通の趣味
いささかの社会学や京都奈良の文物、京都文化博物館のババア臭さはすばらしいとか
1970年代の集英社「りぼん」作家、清原なつの 「花岡ちゃんの夏休み」 の衝撃
近代史や近代建築、庶民系の看板建築のはなし…

共通の趣味・話題は多いが


人生の見えかたは …テッテー的に違う人なんだなあと

思うことの多い昨今である。



自分の親にも 同じことは感じた。


妹は昔から マッたく 別の星の人だが、、(笑)   

二人でしか共有できない思い出があることも確かで
人生は身も蓋もないなあと、、  この頃 しきりに 思うのである。



ヒアシンスの香りで しらぬまに日が暮れたのに気づく  の ココロである。

   …岡本眸   (笑)