阪急神戸線、小川軽舟氏?

京都の店に顔を出して帰宅。

…往復2時間、ラストオーダーの時間に行って
帰ってくるとけっこうキツイ。



神戸線、 深夜11時台の急行に乗ると

前に立っている人がメモ帳サイズの原稿?のようなものを繰っている


マス割の欄外に2/1締切とあって

冬至の病院で気がせく… などと書きつけてある



どうやら俳句原稿  らしい。





クリップで留めた原稿をめくりながら

1枚当たりふたつほどの句にまるをつけて

その五十歳代に見える男の人は

一心に選句している様子である。




句会の主催者だよね、、多分


編集長じゃないよね

大阪に俳句雑誌はないし…





突如、岡本在住の小川軽舟さん?



…という電撃が走る。




急行列車は塚口に停まり

降りてホーム、つまり反対側からくだんの人を見ると

手に持ったメモ帳と見えた紙は

葉書である。



ハガキ投句選考

宗匠間違いなし!




マスクで顔の鼻から下が見えないが


…眉のカタチと 髪型

こめかみから鼻梁の始まりの骨格が



どうも、、小川軽舟先生であった



と、思う。






    自転車に昔の住所柿若葉


軽舟さんの句はこれしか思い浮かばないが

年が近いこともあって文章を読むと

ああ、わかるなあ  …と思う。




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この本は

去年、春の終わりの頃 だったっけ

毎日少しづつ読んだ






松尾芭蕉解析なども面白いが



そういう俳句論とはまた違う



サラリーマンである ご自分のごく普通の毎日と

その中の俳句…

という 感じが



幸せに暮らしている友達の

「いヤー、毎日大変だよおー。久しぶりだなー、乾杯!」

につづく雑談みたいな感じで楽しい。







遅いがけの 電車で見かけた人から

広がった寒波のすこしましな 夜の 妄想の



話でした。