学問 …

学問


学があるとういのが
どういうことかよく分からないまま
老境に達したが

学問が出来る
学があるというのには
子供の頃から憧れていた



何年か前
宮崎駿のエセイをかためて読んでいて

夏目漱石の「草枕」がわからなくて
毎晩寝る前に読んだという一節に出くわした。




電機が走る…
というやつだろう。


「場に掉させば流される」 …ってアレですよね
よく知らんけど…

と、駅前本屋で買って
その冬のあいだコートのポケットに入れて何度も読んだ。




漱石40かー
オレの後輩より何学年か下のニイちゃんがこれを書いたのかー


…文豪に打ちひしがれる初老オーバーの俺。 (笑)






以後

すこしづつ
賢くなって…  


… 賢いまで行かなくても
言葉くらいは憶えて死のうと


いささか努力をしている。






この3年来のイングランド史は
身につかないまま飽き飽きしてので
今年はその「モチーフ」だった経済史だ。


いきなりやってもナンだから
ミクロの教科書を読みだして


…途中で飽きた。





梅雨も明けて
今年も半分以上終わった。


ミクロマクロの教科書くらい終わらせて
アダムスミスからマーシャルまで…くらいは
展望して今年を終わらせたいと思う。


マーシャルとかジュボンズとか
前後関係が何度読んでも分からないんだけどねー





今生に対して
「経済学」 というアプローチがあると
おもった、、異国の先達のモチーフを


追体験したいと思うのである。



石田梅岩などにくらべると
はるかに浅薄だが


構造的で
そのくせ根拠が薄く
…儚い感じが


好きなのである、、、経済学。   (笑)