法律のこと。



週末、いつものBAR


遅がけに扉を押すと
だいぶきこしめした先生が
すっかり出来上がってらっしゃって



「相撲なんか、どこが国技だ!」


   (笑)



「先生こんばんは、でも国技館でやってるじゃないですか。(笑)」

国技館でやってるなら、プロレスもボクシングもコンサートも国技だ!」



「法的根拠がないって意味ですか?」

「うむ!そうだ!」



「でも 習律ってーのもあるじゃないですか、

 イングランド憲法なんか憲法典としては成文化しないし。」



  「… 外国は関係ない!!」



     (笑)





閣僚はよほどでない限り、基本的に国会議員とか


大臣が指名するハズの次官が
官僚ペーパーのとおり、、とか



  まあ、どこの国でも

   わが国でも


   法だけではなく

   習律で動いているのである。





かつて、賃借権問題で

もめてるところに立ち会ったことがあって



弁護士に

「賃借権の有価性は法的に担保されてるんですか?」  と聞くと


「ははは! 民法において、物件・債権、

  所有権すらも 

 ただの1行も、法的に有価であるとの記載はないよ。」




  …いわれてみれば、そのとおりで

    愕然とした。




若い頃
資格試験の説明会で



講師が

「常識や慣習と、法律との違いはなんでしょう?」


  みんなだまってるので、 挙手して



「法律はただ単に利益衡量と手続きです。

 スムーズな社会活動のためにあるだけです。


  常識や習慣のように社会的正義や美意識

  伝統的な文化への敬意などを一切持たないのが法律です。」




   と、応えると



…講師の方が、困った笑い顔でフリーズした。



   「法には、常識や慣習にはない強制力があるんですよ。。。」




     ああ、そうか!



法を守るかどうかじゃなくて

捕まらなきゃいいという前提の我々と

法律家とは違うんだ!



   と、凄く驚いた。






法とか
責任とか

果てには 「道義的・責任」とか



日本がどんどん バカの国になっていくような気がする。





そう言えば

いつも日本語の乱れに怒っている

立ち飲みのマスターは 


   1940年代後半生まれ…



ついに、団塊の世代

言葉の乱れを慷慨するようになった!!




   スズメがイネの害虫を叱る感じかな?


    いや、違うなー


      説教泥棒?


         でもないなー  (笑)