いつものBAR、小娘ならぬ、大娘。 美しい、豚まんの「妖精」。
先週末、久しぶりにいつものBARにゆく。
あいかわらず、商売っけのない営業である。
■
もう開業6年目だが
けだし最盛期は 創業から3年目 の 頃だろう
■
その頃は
毎日かよって、月に 4000円×22日 で
月に8・9万円飲んでた。
売り上げは30-40万だろうから
3-4割はオレが飲んでたと思う。
もっとかもしれない
ステンドの扉の装飾や
アンティークのテーブル本棚など
いくつかプレゼントしていまの店の カタチになった。
■
事業っけがあると思ったから
いろいろ
見返りを求めず
リアルキャッシュを放り込んで
支援したが、、、
どうも
あまり、商売というか
人生が分かってなかったようで
毎日、、毎晩、、、 暇そうである。
■
で、近頃は
あまり顔を出さず
締め上げているのだが…
久しぶりに行くと
去年まではよく遭った、30女がやって来た。
■
ああー
ひさしぶりだー
あいかわらず美しい
いい顔立ちってあるのだ
細身が好きなオレの趣味じゃないけど
ふくよかで、美しい
つまり、、
けっこうデブで …でも
デブで
デブなんだけど
美しい!
■
おだやかな美貌で
自信に満ちた表情 …
そういう 「顔」 って、あるのである
■
マスターとさまざまな
会社・ハラスメントの話をしている
ヘッドハンティング系の仕事だっけな
ま、いろいろあるんでしょうね
■
きれいだなー
豚まんの妖精のようだなーと
マスターと下らない話をする
その、横顔を眺める
魔法の 「豚まんスティック」 をひとふりすると
アンまんも、饅頭もモナカも、豚まんに
たちまち変わってしまいそうである。
■
ちちんぷいぷい 豚まんに なーれー
そうして
自分も
豚まんに … なったのかもなー
■
年を取って
興味の埒外の
デブの美しさが 分かるようになった。
歳をとって いろいろダメになるのも
悪いことばかりではない。
BARのマスターも
オレに支援してもらってる意味が分からないままに
取り返しのつかない歳になって
その豊かな才能を枯らしつくすのも
悪いことばかり
ではない気もする
昨今である。
■
唐突ながら
ここに込められた
ごくごく 個人的な趣味を、恨みを、悔しかったあの日々を!
社会に開いて行ってやる
銭にかえてやる
俺と同じバカを幸せにしてやるー!
という、 そういう決意を
事業者は
拳々服膺というか
敬意をもって眺めるべきだと思う。
が、そんなコトに
気づかず
空費する人生も
それは それだなー
■
■