いつものBAR、小娘ならぬ、大娘。 美しい、豚まんの「妖精」。

先週末、久しぶりにいつものBARにゆく。

あいかわらず、商売っけのない営業である。




もう開業6年目だが

けだし最盛期は 創業から3年目 の 頃だろう





その頃は

毎日かよって、月に 4000円×22日 で 
月に8・9万円飲んでた。


売り上げは30-40万だろうから
3-4割はオレが飲んでたと思う。


もっとかもしれない




ステンドの扉の装飾や
アンティークのテーブル本棚など
いくつかプレゼントしていまの店の カタチになった。





事業っけがあると思ったから
いろいろ

見返りを求めず


リアルキャッシュを放り込んで
支援したが、、、




どうも


あまり、商売というか

人生が分かってなかったようで
毎日、、毎晩、、、  暇そうである。





で、近頃は

あまり顔を出さず

締め上げているのだが…




久しぶりに行くと

去年まではよく遭った、30女がやって来た。





ああー
ひさしぶりだー


あいかわらず美しい
いい顔立ちってあるのだ




細身が好きなオレの趣味じゃないけど
ふくよかで、美しい


つまり、、
けっこうデブで  …でも

デブで


デブなんだけど



      美しい!





おだやかな美貌で

自信に満ちた表情  … 



そういう 「顔」  って、あるのである






マスターとさまざまな
会社・ハラスメントの話をしている


ヘッドハンティング系の仕事だっけな

ま、いろいろあるんでしょうね





きれいだなー
豚まんの妖精のようだなーと


マスターと下らない話をする

その、横顔を眺める




魔法の 「豚まんスティック」 をひとふりすると


アンまんも、饅頭もモナカも、豚まんに

たちまち変わってしまいそうである。





ちちんぷいぷい 豚まんに なーれー


そうして

自分も


  豚まんに  … なったのかもなー





年を取って

興味の埒外


デブの美しさが  分かるようになった。



歳をとって  いろいろダメになるのも


悪いことばかりではない。





BARのマスターも


オレに支援してもらってる意味が分からないままに


取り返しのつかない歳になって




その豊かな才能を枯らしつくすのも

悪いことばかり

ではない気もする


昨今である。






唐突ながら










ここに込められた


ごくごく 個人的な趣味を、恨みを、悔しかったあの日々を!



社会に開いて行ってやる

銭にかえてやる

俺と同じバカを幸せにしてやるー!




という、 そういう決意を



事業者は

拳々服膺というか


敬意をもって眺めるべきだと思う。





が、そんなコトに

気づかず



空費する人生も



それは  それだなー