米ゴールドマンのトレーディング収入、1億ドル超えた日数が過去最高

ビッグプレーヤー激減でGS一人舞台の様相。

ブルームバーグの記事は以下の如し

■米ゴールドマンのトレーディング収入、1億ドル超えた日数が過去最高
  8月5日(ブルームバーグ):米金融大手ゴールドマン・サックス・グループの1日当たりのトレーディング収入が1億ドル(約95億円)を超えた日数が、4-6月(第2四半期)に46日と、前四半期の34日を上回り過去最高を更新した。

  全営業日の71%でトレーディング収入が1億ドルを上回ったことになる。同期中にトレーディング損失が出たのは2日で、前四半期の8日から減少した。米証券取引委員会(SEC)への届け出で5日に明らかになった。トレーディング収入5000万ドル以上の日数は65営業日中58日(89%)だった。

  ゴールドマンは第2四半期に過去最高益を達成。トレーディング収入と株式引き受け手数料収入が最高を記録した。同四半期のリスクテーク規模も過去最大だった。

  米証券大手だったベアー・スターンズの崩壊についての著書のあるウィリアム・コーハン氏は「リセッション(景気後退)の中でゴールドマンがこれほどの利益と収入を上げられたということは一見不可解だ」と語る。その上で、「実は競合他社の多くが撤退したり大打撃を受けたりしたため、ゴールドマンの立場が強くなったものだ」と話した。

   - 後略 -