Jock Sturges 雑感  ジャズ・バー

ロスカットした日の写真はスタージェスと暫定したが、検討中。
 
今日載せた写真は
今発売中の雑誌「Pen」 nude号 にも紹介されている。
 
「Pen」。どの裸もセンスに乏しかったが…
っていうか見飽きたものが多かったが
30-40代のニイちゃん相手の雑誌ならそのくらいかな?
 
媒体が多様化しているせいか
若い世代はマスコミュニケーション・アイテムの
イロハを知らないようだ。
 
思えば団塊の世代は何でもよく知っていた。
われわれはその落ち穂を拾ったようなモノだ。
 
 
週末梅田でジャズバーがあるのに気付いて入ってみた。
 
暮れがかる都会の空を♪ながめながら
バーテンダーとネエちゃんどちらも30歳位とはなす。
ジャズの話題だ。
 
昔、岩波洋三のライナーで読んだ程度の話をすると
二人ともそう言ったジャズ史は全然知らないらしく、ヒキつっている。
気の毒なので早めに退散した。
 
非常に大雑把なジャズ史である。
世界史的に言えば、南北戦争だのローリングトゥエンティだの…
 
目の前に起こることにしか興味がなければいぬねこの類である。
刺激に即座に反応する奴は「虫」 
 
…外で飲みたいと思わなくなった理由の一つはコレだな。
 
団塊はよかった。
いろいろ批判もあるようだが
深遠をめざしての浅薄であった。
 
ココロにはなにもなかったが、
その瞳にあった悲しみだけは本物であった。
自分自身への憐れみも本物であった。
 
堺屋太一に「日本史上最良の学生」と笑われていたが
少なくとも純粋ではあったのである。
 
それは決して空箱のような人生ではない。