女のまわりの幸せ

前の記事で、Tokoさんからコメントいただいた話題です。
 
Toko>母は感情を、父は社会性を子どもに教えるといい。
 
そうだとおもいます。

身を切るような情愛と善意は父親からは学べません。
私も娘には、社会の作法は知ってる限り教えてやりますが…しょせんは男の世界なので(笑)
 
好きなアメリカン小話。
 
妻「ああ、ジョン!大統領当選おめでとう。私、ファーストレディね!」
夫「ありがとう、ジョディ!」
  「どうだい、あの冬、大学のクリスマスのパートナーをビルじゃなくて僕にして良かったろ(笑)」
妻「あら、あのときビルを選んでたら、いま。ビルが大統領よ。」
 
大統領候補の夫人が選挙に大きな影響を及ぼすという意味の小話だそうですが…
女は知ってる自分の本当の値打ち!という意味にとっています。
 
あなたのおかげ!とか言いながら
男なんか女の乗り物、自動車の類と知っていますよね、女は(笑)
 
たくさんの女をその腕に抱き征服したつもりでも
しょせん男はお客様です。
 
 
生活の実態や幸せは煮炊きや針仕事をする女の日常のまわりにしかありません。

日経新聞私の履歴書などを読んでいると、
功なり名をとげた男の幸せ感が
その幼少時の、ほんのささやかな日常にあるのをみます。
 
アメリカンウエイオブライフは世界を席巻しつつありますが
その半ばは、帰る場所のない女のいない男の人生かなとおもいます。
そういえば、へミングウエイに「女のいない男たち」という短編集がありました。
 
しかし、同じ国のフォークソングは懐かしいわが家への帰路を歌っています。
そして懐かしいわが家で待っているのは…母親だか女房だか(笑)
とにかく、大切な女性です。
 
 
女のまわりをぐるぐるまわっているうちに終わっちゃうのが男の人生なので
ひとつ、大目にみていただければと…