週末読書。ワタミとサユミ。

週末は電車にゆられて六甲アイランド小磯良平記念館に岸田劉生を見に行った。
小磯はいつもどうりつまらないが、劉生はいいです。
9/12(日)まで。お勧め。
 
劉生の100円女の子ポスターはお買い得です。
 
さて、
車中ワタミのおっさんの「戦う組織の作り方」を読む。
経営者としてのおあり方、社員教育、適材適所、降格人事でいなくなる糟糠の友!
 
おっさん!たいへんやのう!
和民てーどの居酒屋でそこまでやるか?
頑張って頑張って日本中に不味い居酒屋飯をばらまく熱意は理解しがたいが
経営モノの入門編としては十分だろう。
 
誰かに読ませるつもりで調査で読む程度の本なら電車の中が一番いい。
ワタミと一緒に竹森俊平もカバンに入れていたのだが、
これはメモしながら読みたい内容なので読まず。
 
ワタミ読了後、竹森の代わりに 岩本沙弓の「マネーの動きで見抜く国際情勢」を読む。
期待してなかったが、これは当たり!
 
カタリナ台風の後で、ニューオリンズ
公立校が  123校  →  4校
私立校が   7校  →  31校
これは「改革は危機的状況によってのみ可能となる」というフリードマンの主張を体現…」
とか、
ギリシアEUIMFによる管理によって
ブルガリアギリシア-ロシアを結ぶパイプラインなど、
ロシアの石油政策に絡むギリシアバルカン半島利権が大きく制約された話など
非常に面白い。
 
あれっ?と違和感のある報道から何ヶ月かで、総がかりでパニックが作られるという話だ。
 
フリードマンが大悪人扱いなのもいいなあ(笑)
 
ひさしぶりに米国金融当局が地金をさらけ出してているので謀略モノをかためて読もう。
そう言えば「謀略論にダマされるな!」って本も買ったな(笑)
 
何度読みかけても挫折する 広瀬 隆 先生 にもまたチャレンジしてみよう。