大阪ことば:続・うどんで首を吊る「アホボケ殺す」のたぐい

ゆーゆさんに、うどんで首を吊るが思いのほか受けた。
うれしい。
 
コメントに
>バカという言葉はすごくきついのですね
と頂きましたが
 
仰るとおり、たいていは「あほ」で済ませます。
 
「あほ」は柔らかい表現です。一種いいひとを含意する場合もあります。
「あほやな、あんた」は必ずしも否定ではありません。
 
「バカヤロー」という意味では「このボケがー」などと言います。
 
「バカにすんなよ!」はいいますが
「あほにすんなよ!」
「ボケにすんなよ!」は言いません。
「バカにすんなよ!」は成立時期でイデオム化しているのでしょうか?
 
 
「死ね」もあまり言いません
「長生きしくされ」ですね。
 
「あほが!長生きしくされ!」と言われちゃうと、もう相手にしてもらえません。
「くさる=腐る」はよく使ったようです
大阪弁が商人言葉・市場言葉だからでしょうか
 
桂米朝師匠によると、「なにをしやがる!」は下品な言葉で
大店の旦那衆など、ちゃんとした町人がそう言う時は
「なにをしくさる、このガキは!」だったそうです。
 
 
ヨタモノが、直截的に「殺すぞ」と脅すというか啖呵を切るというか…喧嘩のときは
「イテまわれんど!このガキ!」です。
「イテまう」はヤッてしまう、そして、ヤッテしまった結果ダメになる、の意味です。
 
「あほ!過電流や!モータ(モーターの意)イテまうやろ!」的に使います。
 
「イテまわれんど!このガキ!」と言われたら
「シバかれんど!カスゥ!」とお応え下さい。
 
「ケツの穴がから手ぇ突っ込んで、入れ歯ガチャガチャいわしたろかぁ!」という啖呵は
かなり古い冗談なので、40代前半ばなら知らない人も多いでしょう。
 
 
ところでコレはいったいなんの話なんだろう?
あ、そうそう、望外にウケたもんで嬉しかったんだ(笑)