日銀 白川講演

財政ファイナンスではない?
通貨の信認?
 
聖戦完遂!
アラブの大義! ってやつかな?
 
むかし、いしいひさいち氏が そういうスローガンで大爆笑!という4コマを描いてたなあー
 
■政策が財政ファイナンスでないとの信認により低利な国債発行が可能=日銀総裁
[東京 11日 ロイター] 日銀の白川方明総裁は11日夕都内で講演し、東日本大震災の発生後、「厳しい財政状況にもかかわらず、引き続き低利で安定的な(国債発行による資金)調達が可能となっているひとつの条件は、金融政策が物価安定の下での持続的な成長の達成を目的としており、財政ファイナンスを目的としていないことについて、信認が確立されていること」と強調した。通貨への信認は他の社会インフラと同様、「一たび破壊・毀損(きそん)されると修復は容易ではない」とし「通貨への信認も同様」と述べた。
 白川総裁は、震災発生後に金融システムの安定性を維持するため日銀が打ち出した各種施策について触れ、「G7各国による為替市場での協調介入は、為替市場の安定だけでなく、日本の株式市場など他の市場への負の波及効果を防ぐ上で、重要な役割を果たした」と述べた。
 米ドル資金供給オペで、従来から供給している3カ月ものに加えて1週間物を追加して経緯について、「外貨資金繰りの面では、日本の金融機関は震災の影響は受けていないが、安全弁としてオファーした」と説明した。
 震災発生後、「日銀がコンピューター・センターを大阪に移すといった全く根拠のない噂がささやかれた」点に触れ、「金融インフラが正常な機能を続ければ、根拠のない噂はやがて解消するし、逆に、正常に機能しなければ、事態はさらに悪化する」とした。

 (ロイターニュース 竹本能文;編集 佐々木美和)