2030年代に原発ゼロ。政府エネルギー戦略正式決定。

9/15(土) 日経長官1面トップは  「原発ゼロ 矛盾各所に」 である
 
新たに発足する原子力規制委員会の事務局として原子力規制庁を新設。
初代長官に池田前警視総監を据えたと読んだのが、木曜日。
 
そして、すぐに政府の原発ゼロの正式決定である。
 
で、決定するなり各国から「世界の核戦略が狂うからやめろ」の声である。
 
わはは。
国民をなめきった政治芝居というか、コントというか、漫才というか…
 
 
野田首相どうやらがこれを、
悪気なく、恥ずかしいとも思わず、政府の責任を果たすつもりでやってるらしい… あたりが怖い。
 
 
規制委員会の事務局を 「庁」 まで建ててしつらえたなら、規制対象の原発をなくすわけにはいかないだろう。
規制庁が出来ましたから、原発ゼロ戦略は進めてもらって結構ですよって感じだ。
なんだか、お役所のやりたい放題だなあー
 
 
2008年のどこかで、 大麻が急に 「麻薬」 になった時もお役所の都合を感じた。
 
2009年2月、元ティンパンアレイの鈴木茂大麻でつかまった時に
レコード会社が一斉に鈴木茂作品の出荷停止を決めたことについて、
福田和也と坪内裕三氏が
大麻程度なら、店頭からひっこめるコトはあっても、出荷停止はなかったよね」 と言っていた。
 
同じころ原発事故で有名になった武田邦彦氏が、
大麻は米禁酒法が終わって仕事がなくなった取締官がフロンティアとして規制を始めた」
という趣旨の本を出していた。
 
なるほどな、規制があってやっと役人は食えるんだもんなと、納得した。
惜しむらくは、武田邦彦先生が非常にインチキくさい印象をお持ちだというトコロである。
 
大麻を合法にするべきかどうかはわからないが、、、特に意見は持っていないが
大学生が栽培したと連日実名顔写真付きで新聞1面に載せるのは
新聞が社会の木鐸というより、お役所の広報に堕した証拠と見ている。
 
 
もう、日本のマスコミも、チャイナの新華社とよるところはないのである。