京都のはなし

ときどき良いコメントを頂く方から京都の話をふって頂いた。

京都にそれと思って初めて行ったのは高校三年生の秋だったと思う。
仲はいいけどお互いそんなに好きかと言うと、、、ビミョーな友達と二人で観光地巡り?をした。

うーん、観光地巡りではなく学校で古典の授業で知った三千院寂光院を観てみたかったのだ。
四条河原町で阪急を降りて路線図をじっくり見ると、どうやら京都駅発のバスがすべての京都観光の起点らしいと分かり、ともあれ京都駅へ。
バス乗り場で寂光院と尋ね大覚寺行に乗って下さいと嘘を教えられて、ぐるぐる回った。(笑)

その後、立命館へ入学した同友人を訪ねて西院の北をウロウロしたり、シアンクレール、河原町蝶類図鑑厭離穢土などJAZZ喫茶をうろうろしたりしたことも思い出す。


女の子と落柿舎を見に行った道々、おなかが痛くて、脱糞に怯えたのも覚えてるなー
やっとたどり着いてトイレに入った喫茶店の有線で「リングマイベル」が流れていた。



最近の京都は、現場・店に指導に行くか、文化博物館であまり大きくない展覧会を見に行く程度かなー

トンズラしやがった社長を指導している頃にはよく京都の飲食店に連れて行った。
マーケティングの実践編、、、のつもりだったが、現場で最強というか次元の違う仕事でお客様を引っ張れる人間はモノゴト学べないんですねー知らなかったけど、、、、

結局、少しモノを教えるつもりでせっかくリクルートした独立社長をつぶしてしまった。


今は京都に行くと言えば、トンズラ社長が残して、なんとか素人のオレが収益店に育てたショップの指導がほとんどです。こないだは店長をつれて京都の小料理屋などをくるくる回ったけど、、、わかったかなー



京都は懐の深い街です。
顧客レイヤーの多様性とその構造を考えるに、京都に不動産を持って、賃貸業と店舗経営の二本立てで小規模ビル経営をするのが一番面白いかなー

顧客レイヤーについて部下と話していて、その成り立ちとレイヤーの継続性についての考察がないのがツラいところです。
マクロなど30年以上考えても商売に直結しません。
なぜ、30年だけを考えないのか?近頃、京都に行くたびに少し憂鬱になります。


なんだかまとまりのない話になりました。
さっきまで、しばらく、指導していた店、、、部下ではないのですが色々と教えていたオーナーのBARで飲んでいて、根本的に商売が分からない世代っているんだなーと、、、いささか、、あれです。


真面目なんだけどなー、団塊の息子だからかなー
相対主義?ちがうよねー。自分の親が団塊で尊敬できないから先達の言うことは自分と同じ地平からの言葉だと思ってるのかなー


オレはオレの学んだ話をしてるのに、なぜそれと自分の考えとを同列で並べるんだ?
オレはオレの考えを言ってるんじゃないよ。知ったことを教えてるので、、貴君の考えでそれに及ぶわけはないよ。

ってことで、オレも俺の考えで相場を張らずに、学んだとおり売りに張れるように、、、今さらながら努力しよう。