マーケティング 6・8・10

あるいは、お客様の期待感とファンづくりの話。


商品はお客様のご期待以上、ご予算以内でなければダメ。
6 の期待感のお客様に 8 提供すれば 10 喜んでいただけて 12 儲かるんですよ。

村松友視がプロレスの本で猪木論として書いてただろ?ってーのは誰も知らなかったが、
トンズラ社長は6・8・10スグに覚えてあちらこちらで連発していた。(笑)


素人のオレと同じでお客様は製品の品質についてはなにも分らないが、それが欲しいかどうかは、お客様にしか分らないのである。
だから、お客様のご希望を聞いてみても仕方ないのである。ほしいものが分ってればムダ金なんか使わない。
世間はムダ金で回っているのである。(笑) 

お客様の「安くしろ!」は「こんにちは」と同じ意味である。
ご納得いただければ何でもお買いになるのである。
つまり、ご予算以内の 「ご予算」 は伸びる。 (笑) (笑) (笑)  これが分かるかどうかが分かれ目。


下町の小汚いお好み焼き屋もメニューに3000円のシャトーブリアン・牛肉があって、昼間っからジジババ・デートで小汚い客が豚玉とステーキでぐびぐびビールを飲んでらっしゃるのを見ても分かるだろ!?
お客様の話を聞くな!お客様が 「実際」 にしてらっしゃる 「コト」 を見ろ!


アンケートのような言語化された調査でお客様ニーズがわかれば、アンケートどおりの商品を提供するだけでお店は安泰である。

なにも学校へ行ったり勤めをしたりアクセクしなくても、小学校でたら丁稚になって15年で仕事覚えて、あとはアンケートどうりに商品をつくれば一生豊かに暮らせるのである。

『帝国ホテル厨房物語―私の履歴書』 (日経ビジネス人文庫)  で著者の 村上 信夫 がそのような愉快な自分の人生を振り返っている。