マーケティング  戦略戦術、石原さとみCM。長いです。(笑)

先日の「マーケティング

ただの部下と喋っていての雑感だが、多分こういうのを、さくらさんは楽しんでくれるだろうと思って構成した。
ということで、面白かったと、さくらさんがご自分の記事にして下さったのは望外の喜びである。


以前も書いたが、戦術戦略論の骨子は1990年代に山ほど出版されていた堺屋太一の本で学んだ。
元・自衛官防大教官だっけ?の村松劭氏の本も勉強になった。
戦術以下のバトルドクトリン=戦闘教義を定義している本は村松氏以外知らない。


構造は

イメージ - 目的 - 方針 - 戦略 - 戦術 - 戦闘教義 (得意技) である。

構造どおりに上から下に流れるわけではない。
最上位の事業イメージと、具体的な作業優位の戦闘教義の間を埋めていくのが事業構築の第一歩である。
戦闘教義と戦術は表裏一体である。
イメージと方針も祖語があってはならない。

目的と戦略はスローガンとして機能する程度に思った方がいいかもしれない。
しかし、これだけは必ず理解させること!

戦略-WHAT
戦術-HOW

そういう構造の中で、スタッフに「お前の仕事の本質」と「作業モチーフ」を納得させるのである。
バカは「オレの仕事の本質」と「作業モチーフ」しか分からない。 彼らは「本質」「モチーフ」大好きである。(笑)


組織にはウソがなければならない。ウソといって悪ければ「夢」である。
夢やタスクは組織の中で構造化すると「入れ子」構造になる。
そして、組織のおお元は個人のお気楽な「夢」であると知らねばならない。




ほぼ毎日20分は観ている。観るたびに勉強になる。

「フレアフレグランス」のシリーズCMと、花王「プリマヴィスタ」シリーズの構造が美しい。
両CMのメッセージは

フレアフレグランス=その汗、お前臭いぞ!うちの柔軟剤使えや!
プリマヴィスタ=お前シワクチャやぞ、汚い!ウチの粉で隠せや!

である。
失礼の行き止まりである。

ここまでバカにされて、それを喜んで客様はお買い求めになるのである。
そして救われるのである。


…やっぱり長いなー、オレの話。  今夜はここまで。 
…と言いながら、あと少し。(笑)

…戦略系と石原さとみ系は分けてもよかったなー
…などと言いながら、一緒に書いた方が分かりやすいかと思ったのである。


果汁グミ鏡月のシリーズからどんどん「エピソード性」が排除されていくのも美しい。
マーケットに対するアプローチを変えていけるのはプロです!ジゴロと言っていいほどに。(笑)

30秒CM、ガルボと転職の場面のコマ数の違い、CMごとの石原さとみの目のメイク、そして白目の比率構成。
鏡月の衣装の二重性。「柚子」といいながら「梅」を暗示させる衣装の赤のサブリミナル。
プリマヴィスタの石原の皺の見せ方、「キラーン」音を入れる頻度の変化。

そして、オンワード組曲のクラッシクでイノセンスな二律背反!
人の心はひとつのテーゼでグリップしきれないのである。


最後に、ホットペッパー・ビューティーのワザと古く作ったモチーフと説明部分の構成スピード!はしょり方!!
努力すべき、、勘案すべき学ぶべき課題は多い。