マーケティング  時間が違えば別の店。 そして女。

以前も書いたが、顧客セグメントと集客できるチャンクとは全く違う。
例えば、巨乳系エロ媒体は所得でセグメントできない。年収300万だろうと800万だろうとオッパイ星人はオッパイ馬鹿である。

ギットリ油系ランチを投入するなら、大学生とガテン系30男は同じチャンクである。
チャンク動員できるかどうかが商売の分かれ目であり、それは時間軸でセパレートできる。

何時から何時までのお客様とそれの前後の常連様が違う動機でご来店いただいているのが分からなければ
…自分が提供している製品に飲み込まれてしまう。 商品=イメージを満たす提案、が出来ない。


例えばBARなら、宵の口と9時以降の食べ物のポーションを変えてミニ看板を出すだけでも、かなりちがう。
わが大衆中華では、15時からランチ看板を持ち帰り看板に差し替えている。
これだけで持ち帰り 「爆裂!」

この場合、50メートル先の信号のまだその向うから見える大きさの文字にするのがキモである。
案外に、顧客に何メートル離れてその字を見せるつもりか設計していない事業者は多い。

何メートルでどの程度のデータ・デテール?かも大切である。
50メートル離れて訴求するなら、詳細はいらない。具体的に明示せずお客様のに想像していただくのである。
例えばランチは 「おいしいランチ」。そして持ち帰りは 「お持ち帰りすぐ出来ます」 だけで十分である。


女を誘う時の間合いと同じではないかと思う。 時間とシチュエーションが違えば女はたちまち別人である。
女といっても恋人ではなく、そういう相手のイメージ・妄想に照準を合わせる技術はムスメどもから学んだ。
野獣どもはタフで自分勝手で直情的で、、そして素直である。 

損すれば怒るし、納得できれば喜ぶ。 そして明瞭にトクすれば、、黙って含み笑いする。 (笑)