祝!! 新海誠 『君の名は』 ヒット。


新海誠 「君の名は」がヒットしているそうだ。




なにで 新海誠 を知ったのかはもう忘れた、

  10年ほど前、同氏がコツコツ1年ほどかかって自分一人で作ったといわれる

        『雲のむこう、約束の場所

  のDVDを、あちこち探して大阪・梅田のタワーレコードで買って観て驚倒した。



『約束の場所』は話らしい話はないが、、いや話はあるけど、起承転結のドラマと言うより、
短編小説的な「そういう場面」の切り取りだなと思ったが、、

若いころ読んだシャーウッド・アンダーソンやヘミングウエイを思うような 鮮烈な情景描写に驚いたのである。



その後も何作か作ってらっしゃるのは知っていたが、「商品としての『作品』になってるのかなあ?」と
youtubeの予告編を観るたびに不安で、 (笑)  映画館に足を運ぶことはなかった。





今回の 「君の名は」、、 予告編で観る限りは、べたべたに青春ドラマである! 
お客様数が上がってるんなら 予告編どおりのアニメなのだろう。


久しぶりに、映画館へ行こう。 



商品は「べた」でなければならない。
作家性は、その後である。


早くも、新海監督の前作を数十倍うわまわる興行収益をはやす声もあるようだが、

そうなればいいと思う。




上の youtube ではじめて顔を見た 新海誠 (43歳)は 高校生のような 30歳男である。

ああ、クリエーターなんだ!と思った。



油ののったクリエーターは、高校生のような目つきの30歳の男に見えるものである。
なぜかというに、こころねが、、まあ、そんなものだからである。(笑)

たぶん。


自分の想いを作品に仕上げていく 「こころね」 というものがあって

それは、ある年齢に アンカーされているように思ったことを、思い出したので、  …


つまり30歳って、ある種 「ぴゅあ」 (笑) かもと思ったので   (笑)


  この文章を残しておく。
  



  「一生青春」             … げろげろ


という、かつての 「馬鹿判定法」 として便利な言葉があったが



「青春」 と

「青春が何だったか分かる、ああ!アレが青春だったんだよなあー」 な時と

「ああ、よく分かるけど、、もういいや」  の今の間で、いろいろと感じることが出来て

年を取るのも悪くないなあとも    …思うのである。





もう 勃たない 人生にも、  それなりの  風は吹くのである。   (笑)



いや、 もいろん! 勃つけど、、、昔ほどではない  かも、という意味でね。

証拠を見せろ、とか、「じゃあ、いま勃ててみろ!」 とかケンカ腰で 言われても、紳士なオレは 困るので、


  …さくらさん、おてやわらかに。    (拝)