人間関係。 後輩指導でなやむムスメ。 ①


就職して3年目のムスメ、後輩指導で悩んでいるらしい。

少し上等な寿司屋につれて行って、少しだけ話を聞く。




ひとことで言うと

・新入社員としての自分の立場がわかってない

そういう女子社員の指導を任されて、悪気のないマイペースぶりに苦しんでいるようである。




時間をつくって商品説明をしてもメモも取らず、しばらくすると忘れている。

営業ロールプレイをさせようとすると 「うまくできないからイヤです。」



資料を揃えて、キチンとファイルして、別フロアまでわざわざ届けに行ったら
「資料だけでいいです。」 とファイルを外して突き返した。


   …それを見ていたまわりの連中は、さすがに 息をのんだそうである。 (笑)




上司からは自分の成長にもなるから頑張って指導してくれと励まされたから
どうにか、仕事への取組みというものを分からせようとしてるけど


褒めて育てようと思って、褒めても 「え?」な感じで喜ばないし
少し厳しく言うと 「いや、別に辞めてもいいしー」的な態度がかいま見えて

…退職されて、上司の人事査定に泥を塗るわけにいかないので悩む、とのこと。




どういう人物なのその新入社員は?

にこにこと、人当たりが良くていい人
お金持ちの一人娘だからひがんだところもない
だけど、回りに配慮するという発想自体がない
自分の立場はわかっていない


ということである。



普通にしてると、普段はいい子なんだけど… わかってない

わたし自身も、新入社員で指導されてたとき、その意味が分かって無かった
厳しい上司を恨んだりして、バカだったと思う。



わはは、上司によくコテンパンにされてた分、身についたんだからよかったじゃない。
組織で動くのだから、誰かがいなくなっても、外部から誰かが来ても
同じように業務は進まなくちゃダメです。


つまり、組織でその人物の真価が問われるのは、ピンチのときです。
ふだんは・いい人、は免罪にならない、、


だから好人物であることは指導上は勘案、あるいは遠慮しなくてもいいよ。





ムスメとふつうに話が出来るようになって
言ってることの意味が分かってもらえるようになって嬉しい。

前は 「わたしはそうは思わない。」 で終わりだったもんなー  (笑)



  思ったより長くなりそうなので

   この項、つづきます。