立ち飲み「金盃」
菜の花をアテに飲む。
蕗の薹が売り切れていて残念。
看板近く、神棚のお神酒が
振舞われる頃になって
マスターが
「新元号、国書から選ぶことなんかないねん!中国に喧嘩売ってんのか!」
と言い出して、そういう報道がなされているのを知る。
帰宅して
ウエブで検索すると
確かにそんなトーンの記事がある。
■ 記事
新元号 3案が「日本の古典」から引用
時間: 01:19 2019/04/03 00:46
政府が新元号を決めるにあたり、最終的に絞り込んだ6つの候補のうち、万葉集から引用された「令和」とともに、「英弘」は古事記から、「広至」は日本書紀からと、3つの案が日本の古典から引用されたことがわかった。
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国書って、どういう意味かは知らないが
「万葉集」 は当時の
チャイニーズソングブックだし
漢字で「令和」って時点で中華秩序の異端である宣言
つまりチャイナ冊封体制を前提とした
神ありきの「悪魔崇拝」みたいなもんだから
んー、別に問題ないと思うんだがーーー
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国書って言うなら
古今の 「かな序」 じゃないのかなー
新元号 「あめつち」
とかだと、ビックリするけどねー
…と笑ったが
報道でそう言ってんだから
万葉集は国書で
あえて喧嘩を売るような元号にしたという
一般的な理解があるのはよろしくない!問題だ!
なのだそうだ。
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万葉集は
中学の一年の一学期
中間か期末テストでやるし
「桃照したにいでたつをとめ」 で既にチャイナ・ピンナップ
万葉自体がチャイナ・ソングスだし
令和 の 「令」 は令月・旧暦2月でしょ
じゃあ、「令」は 梅か桃、チャイナの名花を冠した「月」マンスのことなんだから
今までどおりの
パクス・チャイニーズで
問題ないんじゃないのかなー
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とまあ、中学で習った程度の
解釈を開陳したのだがー
「普通の人にそんな知識はない!」
「アンチ・チャイナな元号はよろしくない!!」
の、一点張りだった。
フツーの人は
中学一年一学期を経由してると
…まあ、思うのだが
団塊のど真ん中のマスターの時代に
そういう教科書があったかどうかも知らないので
曖昧に笑って、いいかげん酔って、
カウンターを辞した
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欧州中で
ギリシアとイタリアはたぶん
スゴク、ものすごく馬鹿にされているが
欧州の教養人なら
両国の古典を否定することはできない
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チャイナも同じ
シナ人はみんな嫌い
東洋人なら誰でも嫌い
そして行動を馬鹿にする
あるいは品性を軽蔑して軽蔑しきるがー
偉大な支那の文明・文化はそんなことで傷つかない
かの偉大な文明、文物、詩歌 を無視して東アジ化各国の
歴史も文化も語れないのである。
本邦も同じ
けだし
漢文の読み下しの文語文より
うつくしい日本語は
あるまい。
その美しい
日本語の美の極致 「新古今」も
和漢朗詠集なしには語れないのである。
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ここまで書いて
最後にナンだが、、
統一地方選挙へのマスキングである。
余計な政治的スキャンダルが媒体に載らないように
ベッキー・ゲス不倫の二番煎じというか三番煎じ四番煎じを
やってるだけである。
なぜ?
なぜに、選挙の年のニュースに
団塊の世代はいちいち反応するのかなー
まーー、 素直なんだろうなー
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