買埋、勝った。ナウシカ。駿・養老。

夕市場は8500台半ばを超えて上がったが、引けにかけて失速。
なんだか週末に色々考えるのもばかばかしいような気もして
rakuten口座の225ミニ売り持ちは買い埋め。

rakuten口座は
デイ市場の分も入れて18000円少々の勝ち。

トレンドが出てからの相場でいいと思っているから
ミニを1枚づつ建てている訳で、
ポジションは小さめで、余裕をもって眺めるのが一番と判断した。

たとえ500円でも負けてると、心理的にバイアスがかかるんだから…


これで先物はtradersの 8330×3枚 売建  のみ
これも、8100で買い埋められたら十分です。

3-4月の相場に売り向かってヒネられ、5-6月にも売って恐怖したため
9月10月にキチンと売りが取れなかったのを思い出そう。
今年の12月は米国から投資銀行が消えた年の米国企業のの決算月だ。

我々は「リスクではなく不確実性」という確率で近似できない世界にいるのだ。
この冬は、そのことを、多くの相場師が実感している冬である。

さて、ブログめぐりをしていて風の谷のナウシカを読む日記を見た。

全7巻の漫画版は名作だ。
あの絵が嫌いで連載中は読んでいなかった。
昔、どんな話なの?と友達に訊ねて「長らく休載してるよ」と聞いていたが、
いい中年になってから、7巻が出るのを待って全館揃えた。

休載の理由は
あの宮崎駿より軽いナウシカのガキが途中でストーリーを担い切れなくなったからである。

気の毒に、自分の常識や実感に自分の思考がついていかなくなって、
ヒロインが作品世界から浮き上がってしまって、
駿は苦しみまくるのである。

結局ナウシカよりウソくさい森の人に救済されるのだが
宮崎駿を読んでると教養はあっても考えは深まらないという
恐ろしい事実を常に突き付けられて身が引き締まる思いである。

養老孟司も同じタチの人で、二人の対談集は非常に示唆に満ちている。
幼年期に家族関係がうまくいかないと人生は大変だなあと
思ったりするのである。

ともあれ、宮崎駿は監督じゃなくてアニメーターだと思って観れば腹は立たない。
ポニョについて批判もあるようだが、動画描きに作品作りをさせてると思えば全然OKである。

てか、作品ったって漫画なんだからさ、論壇であげつらわれても、コマルわな。